芸術監督 御挨拶

Greeting from Artistic Director

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
またこの度のコロナウィルス感染拡大に際しましては、大変なご心配、ご不便な思いをされておりますことと、心よりお見舞い申し上げます。

さて、昨年、谷桃子バレエ団は創立70周年を迎えました。これもひとえに応援していただけるお客様のおかげと心より感謝申し上げます。
昨年度を振り返りますと、コロナ禍により、団の活動諸共、予定しておりました公演はほぼ中止を余儀なくされ、団としても予想だにしない未曽有の年となりました。
今年1月には新春公演「海賊」を無事上演することができ、コロナ禍の厳しい制約の中の上演ではありましたが、予想を上回るたくさんのお客様にご来場いただき、団員たちにとって大きな応援の力となりましたことは感謝の念に堪えません。

未だ続くコロナ禍において、バレエ団活動も思い通りにはいかない状況ですが、ダンサーたちも強くなり、得ているものも確かにあるのではないかと感じています。

未曾有の事態においては「私たちは必要とされるのか」と悩んだ時期もありましたが、
私たちの作品を観て喜んでくださるお客様と触れ合うことで、やはり音楽や踊りには何にも代えがたい価値があるのではないかと思うようになりました。そして、喜んでくださるお客様がいらっしゃるということは、私たちも前に進んでいかなければいけないという気持ちを強固にいたしました。この想いを今後に繋げ、本年度も谷先生の教えである「心で踊る」ということを常に念頭に置き歩んでいく所存です。

谷先生が残された言葉や踊りは今だ色褪せず、私たちが誇る財産ではありますが、そこばかりに頼るのではなく、変わりゆく時代に合わせて新しい感性や表現の形をミックスさせ、一人一人が輝けるようなバレエ団でありたいと願うと同時に、何よりお客様に楽しんでいただけるような作品を作り続けていきたいと思っております。

今年も谷桃子バレエ団をお引き立てくださいますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。

高部知子

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